◆今買うのと3年間頭金を貯めるのと、どっちがお得?

最近お客様から、
「今は賃貸に住んでいるので、3年くらい頭金を貯めてから建てようと思ってる」
というご相談を頂くことがあります。

その時に私たちが必ずお話しするのが、
「ちょっと待ってください。もしかしてそれって損していませんか?」
ということです。

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想像してみてください。
今あなたが毎月支払っている家賃が6万円だとします。

そうすると3年間では、
6万円×12か月×3年=約220万円ものお金を払っていることになりますよね?

毎月6万円のお金を家賃として支払うのであれば、
毎月6万円の住宅ローン返済をするのと同じことではないでしょうか?
3年間で220万円分の住宅ローンを返済したことになります。

大事なのは、住宅ローンの返済として220万円支払えば、
その分残債が220万円分減るということなのです。

10年間支払えば6万円×12か月×10年=720万円、
30年間支払えば6万円×12か月×30年=2160万円分の住宅ローンを返済したことになるのです。

そして最終的に住宅ローンの残債が0円になれば、
当然それ以降の返済(支払い)は無くなり、お家はあなた自身のものになります。

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一方家賃で支払った220万円分は、何かご自身のために使われるわけではなく、
そのお部屋(お家)もあなた自身のものになることもありません。

10年間であれば720万円、30年間であれば2160万円の家賃は「ただ支払うだけ」なのです。


そう考えると、頭金を貯めて住宅購入をするより、
早いうちに住宅ローンを組み、
早くから住みながら返済を始める方がお得だとも考えられないでしょうか。

特に、現在は超低金利の時代と言われています。

返済時に必要となる利子の金額は、
過去に今より高金利だった時代よりも圧倒的に安く済みます。


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例えば、2000万円借りた時に、金利が1%違うと、
返済額が400~500万円変わることもあります。

2%の違いでは1000万円にもなることだってあります。

ただもちろん、お家の建て時は、金銭面でお得な時だけとも限りません。

私たちがお客様と相談をするとき、いつ建てるのが最も良いタイミングなのかは、
お金のお話も含め、最も気を使ってお話しています。

収納力がグッと上がるパントリー収納の作り方☆part②

◎パントリーへの動線を考える

次に「何をどれくらい収納するか」の「何を」に注目してみましょう。
それによって、パントリーを設ける場所が変わってきます。
やはり、パントリー設置場所の王道は、キッチンの近くですよね(^-^)

以前のお客様で、アパート暮らしでは床にお米やドリンク類の食材を置いていて、
新築時にはそれらがすべて収まる収納がほしいと、希望されました。


半間ほどの収納ですが、キッチンのそばに保存しておく食品がすべて収まり、
料理をしながらすぐに手が届くベストポジションです!
特に重い食材をしまうのは、キッチンの近くが一番ですよね(*'▽')


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食材や食器、タッパー類などを収納したいのであれば、キッチンの背面や横にパントリーを設置するのがいいですが、
園芸用品やアウトドア用品、ペット用品などを収納したい場合は玄関近くに設置して、
外との動線を意識した間取りにしたほうが良いでしょう。

収納する物の種類によって、便利な配置が変わってきます。

衣料用洗剤や掃除用具、タオルなどを収納したい場合は、洗面室にパントリーを設置して洗濯などの家事をしやすくなります。


玄関、洗面室、リビング、キッチンなど、各部屋からアクセスしやすい位置にパントリーを設けると、回遊性の高い動線を実現できますね(^-^)

収納力がグッと上がるパントリー収納の作り方☆part①

皆さん、こんにちは!(^^)!

最近では、家づくりでもパントリーを設けた間取りが一般的になってきましたね。
「パントリー」とは、食品をストックしたり、日用品を保管したりするのに役立つ収納スペースのことを言います。

パントリーと言っても、1つの部屋として設ける部屋タイプと、壁に棚を作る壁面タイプがあります。
今回は、そんな収納力がグッと上がるパントリーを、より賢く使う収納術をご紹介したいと思います。

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◎収納収納量に必要な広さを知ること!
パントリー収納において最も大事なことは、「何をどれくらい収納するか」を知っておくことです。
それによって、パントリーを設ける場所、広さ、棚の数、奥行きなどが変わってきます。
ここではまず、パントリーに必要な広さを考えてみましょう。

飲料水や食品ストックが多い人や、食品だけでなく掃除用具や日用品なども収納したい人は、
ある程度大きなスペースが必要になるので、ウォークインパントリーを設けるといいでしょう。
人が入ってモノを出し入れすることも考えると1畳以上のスペースを確保したいところ。

逆に、そこまで収納したいモノが多いわけではなく、スペースに余裕がないという人は
クローゼットのような壁面タイプのパントリーがオススメです!

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★ウォークインパントリー
部屋タイプのウォークインパントリー。中に入って出し入れするので、最低でも1畳の広さが必要です。

★壁面パントリー
壁面に収納するタイプのパントリー。半畳ほどの広さで奥行きは浅め。その分、モノの出し入れはしやすくなります。

まずは、収納量とそれに必要な広さを把握するため、今ある収納したいモノの数量とサイズをチェックし、整理してみることが大切です。
その際、「パントリー持ちもの確認表」のようなシートを使ってリストアップしておくと、
いざ棚にモノを収納するときに、どの棚に何を置くかが分かりやすくなりますね!(^^)!